イトウファーム

イトウファームの価格について

米の色彩選別機で精米した米の色彩選別をする様子

これからも同じ考え方と工程で米づくりを続け、安定してお届けしていくために、イトウファームでは実際に必要な費用を踏まえてお米の価格を考えています。

お米の販売価格だけを見ても、その背景にある仕事や設備、維持にかかる費用まではなかなか見えません。

このページでは、私たちがどのような考え方でお米の価格を決めているのか、その背景についてお伝えします。

新潟県産こしひかりの稲刈りの様子

米の価格が上がった今、農家として感じていること

私たちの実感では、ここ数年で突然お米だけが大きく値上がりしたというより、長い間ほとんど変わらなかった米の価格が、25年、30年ほど前の水準にようやく近づいてきたように感じています。

その一方で、この間も米づくりに必要な費用は上がり続けてきました。

肥料や燃料、電気、包装資材、農業機械の維持費など、お米を作ってお客様へ届けるまでにはさまざまな費用がかかります。

機械も、一度購入すればそのままずっと使えるわけではありません。消耗する部品を交換し、故障すれば修理し、長く使えばいつかは更新する必要があります。

値段が上がったからといって、その分がすべて私たちの利益になっているわけではありません。米づくりに必要なものの価格も、機械を維持する費用も、ずっと上がってきています。

お米の価格だけを見るのではなく、そのお米を作り続け、お届けするために何が必要なのかも含めて考える必要があると感じています。

収穫した後にも、仕事は続きます

稲を刈り取れば、お米づくりが終わるわけではありません。

イトウファームでは、収穫したお米をそのまま袋に詰めて販売しているのではなく、収穫後にもいくつもの工程を行っています。

粒の大きさをそろえる選別、玄米と白米それぞれの段階で行う色彩選別、精米後の割れ米の再選別、低温での保管。そして、ご注文をいただいてから精米して発送します。

  • 選別
  • 色彩選別
  • 保管
  • 注文後の精米
乾燥機から出た籾の状態を手に取って確認する様子

こうした工程には、それぞれ設備が必要であり、作業するための時間もかかります。

お客様から見えるのは袋に入ったお米ですが、その状態になるまでの仕事も販売価格の背景にあります。

各工程をどのように行っているかについては、「米作りについて」のページで詳しくご紹介しています。

設備を導入し、使い続けていくために

イトウファームでは、粒の大きさをそろえ、状態のよくない米を取り除き、収穫後のお米を適切に保管したうえでお届けすることも、米づくりの一部だと考えています。

そのため、グレーダーや色彩選別機、遠赤外線乾燥機、低温保管庫など、さまざまな設備を導入してきました。

遠赤外線乾燥機の全体と操作する様子

こうした設備は、お米の価格が高くなってから急に導入したものではありません。

私たちは米の価格が低かった時期から、「どのようなお米を届けたいか」を考え、そのために必要だと思う設備へ先行して投資してきました。

そして設備は、導入して終わりではありません。

使い続ければ部品は消耗しますし、修理も必要になります。さらに長い期間で考えれば、設備そのものを更新するための費用も必要になります。

届けたいお米
そのために必要な設備
維持・修理・更新が必要

日々のお米を作るための費用だけでなく、これまで整えてきた設備を維持し、これからも同じ工程を続けていくための備えも、価格を考えるうえで欠かせないものです。

色彩選別機で除去された米

相場だけではなく、米づくりを続けられる価格を

農協や卸業者へ出荷する場合、農家が販売価格を自分だけで決めることは難しく、相場の影響を大きく受けます。

直接販売では、実際に私たちが行っている選別・保管・精米などの仕事や、設備を維持するために必要な費用を踏まえながら、自分たちで価格を考えることができます。

だからといって、品薄になったときに大きく値段を上げたり、反対に相場が下がったからという理由だけで値下げしたりすることが良いとは考えていません。

その時々の相場だけを見るのではなく、この先も米づくりを続け、お客様へ同じようにお届けしていくために何が必要なのか。

それを考えながら価格を決めていくことが、直接販売を続けるうえで大切だと考えています。

その年の相場だけで価格を決めるのではなく、この先も米づくりを続けるために何が必要かを考えて、価格を決めています。

価格の上げ下げだけではなく、その考え方を変えずに続けていくことが、お客様との信頼にもつながっていくと思っています。

価格の背景を知ったうえで、選んでいただくために

真夏の田んぼで作業をする伊藤さん

イトウファームのお米の価格には、田んぼでの米づくりだけでなく、収穫後の選別や保管、ご注文後の精米、設備の維持や更新など、商品を見るだけでは分かりにくい仕事と費用があります。

私たちは、安いか高いかという価格だけで判断していただくのではなく、どのように作り、どのように管理し、どこに費用をかけているのかも知っていただいたうえで選んでいただきたいと考えています。

もちろん、価格の背景を知ったから買ってほしい、ということではありません。

まずは実際のお米を見て、食べて、その内容に納得できるかどうかで判断していただきたいと思っています。

そのうえで、イトウファームがなぜこの価格で販売しているのかを知りたいと思ったときに、このページがその答えになればと思います。

価格の背景を踏まえて、ぜひイトウファームのお米をご覧ください。

農家から直接購入することの意味については、「農家から直接買うということ」のページでも詳しくお伝えしています。

イトウファームのお米

 

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